30歳を過ぎてからそれが加速しつつ、さらに物忘れも激しくなった気がする。
「歳をとるとみんなそんなもんだよ」と慰められるが、そんな生ぬるいものじゃない。
良くこれで仕事をしていられるもんだと言うほど、さっき聞いた数字が出てこない。
昨日聞いた仕事のスケジュールも覚えちゃいない。

一方で、別に思い出さなくても良いことを、急にしかも鮮明に思い出す。
さっき、風呂にはいっている時にアキレス腱のリハビリをしていた時のことを思い出した。
リハビリ担当のお兄ちゃんが三重県出身の元800m選手で、どうしても国立競技場で走りたいからと言う自分の無理に付き合ってくれた。
リハビリに肩をかしてくれたり、病院脇にある坂道を一緒にjogしてくれたり、とても親身になってくれた。

そのおかげもあって、怪我して半年も経たないうちに遅いながらも国立の舞台に立つことができ、小学生でかなわなかった希望をかなえる事ができた。
これって、♪あんまり覚えてないや まんまだなって湯船でクスッと笑った。

こんなことを思い出したついでに、右のアキレス腱でまたお世話にならないように注意しないとね(笑)。

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