1996年、それは転機となった年でもある。
6年間の学生時代で、一番陸上競技にのめりこんだ一年と言っても過言ではない。
初めて400mHで54″台に突入し、110mHで県選手権を獲り、マイルにも魅了された。
この一年、ホントに良い仲間たちに恵まれたと思う。

そんな一年がたっぷりおさまったビデオテープをDVDに落とすべく、HDにダビングした。
チャプターマークを入れながらじっくり観入っていると、石川陸協の竹林さん、中央大学の井上くんの姿が。
極めつけは富山大学の川口さんが四継で展久と競ってるし(笑)。

そんな出会いを楽しみつつ、今と全く違うフォームで走る12年前の自分を何度も見返した。
ビデオの劣化を恐れてここ数年はちっとも見ていなかったので、懐かしくもあり、新鮮な気分ですらあった。

あの頃よりも歳をとって、いろんな知識や技術を得ることができた。
その分、失ったものも多いと感じる。
無謀な挑戦にも果敢に挑んでいく強い気持ち。
どれだけ走っても、かれることのないスタミナと回復力。
いつまでも一緒にマイルを走れると思っていた心強い仲間。

多くを求めるのはいけないことだとはわかっていても、昔を思い出すと求めてしまう自分。
もっともっと強くならないとイケマセンネ。(-_-;)

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